SIMカードはどこで買う?
SIMフリースマホ設定の基礎知識
選択肢の多さ故、“ガジェット上級者”向けイメージが強いSIMフリースマートフォンですが、実際手にしてしまえば特に難しい設定は不要です。SIMカードの入手方法やアクセスポイントの設定方法について、汎用性の高い「デュアルSIM/デュアルスタンバイ」タイプのスマートフォン【Moto G5 Plus】を使ってご紹介します。
SIMカードは家電量販店やネット通販でGET
SIMカードを提供している通信事業者は、大きく分けて携帯電話キャリアとMVNOの2つ。家電量販店やインターネット通販、携帯電話キャリアのショップで販売しています。
SIMカードには通話とデータ通信の両方ができるタイプの他に、通話専用やデータ通信専用、海外専用のプリペイド式など様々な種類があります。特にSIMカードが2枚使える「デュアルSIM/デュアルスタンバイ」タイプの端末を選んでうまく組み合わせれば、さらにプランの選択肢が広がり、利用料金の大幅ダウンが狙えます。
購入する際は、SIMカードのサイズ&周波数帯に使いたいスマートフォンが対応しているか確認を。
SIMカードのタイプ
携帯電話キャリア
現在使っているSIMカードがそのまま使える事が多く手間いらずですが、料金プランの見直しがおすすめです。
電話のかけ放題プランが充実しているキャリアSIMカードを「通話専用」プランにして、データ通信はMVNOのSIMカードに振り分けるという手も。MVNO
いわゆる「格安SIM」と呼ばれているのはこれ。事業者の数が多く、「データ通信専用」カードなど、おトクなプランがずらり。家電量販店やネット通販、MVNO事業者直営のショップなどで購入できます。
MVNOプリペイド(データ通信専用)
短期間の利用にはプリペイドタイプがおすすめ。契約の手間や初期費用が不要でサクッと利用できます。
海外専用プリペイド
海外のお供には使いすぎの心配がないプリペイドタイプを。渡航先国のローカルのSIMカードなら断然おトクに使えます。出張が多い方には、多数の国に対応していて、電話番号も継続利用できるタイプのトラベル専用SIMカードが人気。
SIMカードをスマートフォンにセットして設定
SIMカードが2枚が使える「Mot o G5 Plus」を例に、SIMの装着から設定まで、一通りの流れをチェック。
1SIMカードを装着。スマートフォン本体からSIMトレイを取り出してSIMカードをセットし、本体に戻します。
- トレイの取り出しはワンタッチ
- デュアルSIMタイプならSIMカードが2枚使えます
- トレイの裏側にはmicroSDカードをセット
2SIMカードの基本的な設定
【設定】→【SIMカード】をタップ。
今回の設定ではSIMカードを2枚使用。データ通信とSMSを別々のSIMカードに振り分け、音声通話は発信ごとに使用するSIMカードを選ぶようにしました
3APNを設定します
SIMカードを有効にするために、APN(Access Point Name)を設定します。【設定】→【もっと見る】→【無線とネットワーク】→【モバイルネットワーク】→【アクセスポイント名】。
一覧から使用しているアクセスポイントを選択。一覧になければ【アクセスポイント名】から手動で設定を。APN設定に必要な情報は通信事業者のWEBサイト等に公開されています
電話番号そのまま!通信サービスを乗り替えるなら、MNPの手続きを忘れずに
今まで使っていた電話番号を変えずに 通信サービスを乗り替えたい場合は、まず最初にMNP(Mobile Number Portability)の手続きが必要になります。
1現在利用している通信サービスの「MNP予約番号」を取得します。WEB、電話、ショップ等で手続き可能です。
2MNP予約番号をメモし乗り替え先通信サービスを契約します。
3転入切り替え/回線切り替えの手続きを行います。
※転出元と転出先が同一名義であることや、予約番号の有効期限、MNPできない通信サービスの組み合わせなど様々な条件がある場合も。転出元と転出先両方の事業者に問い合わせるか、販売店等で確認を。